前後編通して読んだ後は、おもしろい映画を１本見終わった後のような充実感がありました。
今回はバイオレットの話とＷＷとドロシーの話、２つのお話が並行していたわけですが、人も場所も別々のものが最終的に共通したテーマの中で昇華されていくのを読むのは快感でした（考えてみれば贅沢な話ですよね）。
＜匿名希望さん＞

残りの人生があと僅かでも、ジェームスくんの伴侶となって、穏やかに暮らせるならこれに勝る幸せはありませんね。（例えボケようとも・・・）
悪ぶっていても、変らず優しいジェームスくんにますます魅せられてしまいます。

それにしても、今回は、記録的な数の女性の出演！美しい方々ばかりで目の保養になりますね。可愛いバイオレットちゃんの運命やいかに？早速、２ヵ月後が待ち遠しくなってしまいました！
＜Dayanさん＞

追獸木：今回、ＷＷの方が見せ場も多く決めぜりふも多くさすがといった感もありましたが、しかしワタシ的には不動にＢＷです！あーでもなー口からだ〜らだら血ぃ流してソレ舐めてるＷＷも、息が止まるほどかっこよかったんですけど…でもやっぱＢＷ!!なにげに品があるところがっ！＜誰も聞いてません
＜ちかちかさん＞

長さに限界があるのはわかっているのですが、獸木さんの作品はいつも、いつまでも読んでいたい気分になります。次回もたのしみにしております。
＜匿名希望さん＞

こんなことゆうといけないような気もしなくもないですが、もうわたくしも大人なのではっきり申せなくちゃいけません。……なんか男性×女性の組み合わせが異端のよーな雑誌に連載されるんですねえ。買うのがちょっぴり恥ずかしかったでーす。
はやくネット配信が主流になるといーなーと心底思ったです。でも、次も買います。楽しみにしてます♪
＜キユ蔵さん＞

しかあも、ああ…カーターさんが荒くれワイルドフレーバーで新発売！ってなコーが！！こんちまた良いです！マーヴェラスです！（どうにもこういうヒトに弱いらしい私…）
ストーリーはまだ始まったばかりでありながら相変わらずドラマチックな先行きを想像させていやがおうにも期待しないではいられません…うう、どうなるんだー！?絶叫）
隔月なのが憎いぜコノ！ど根性ガエル！（＜すでに意味不明…）。
ＰＡＬＭ同様、笑いどころもきっちり、で嬉しかったです(^^)
（「趣味は重婚」「食べ歩き」には思わず声挙げて笑ってしまいました）
とにかく北の最果ての国で起こるこれからに、すっかり思いは飛んでいます。連載、楽しみにしています！本当にいつもこんなメールですいません…。
＜ちかちかさん＞

その衝撃のせいか、一通り読んだものの、今の自分には「にゃはははは」という渇いた笑いしか残っておりません。本日こちらのサイトの予告及び「ＰＡＬＭ」との完全比較にてようやく正常な知覚状態を取り戻しましたので、もう一度トライします・・・。
以上、何の感想にもなっていませんが、何かが壊れたようなシアワセ気分と衝撃をお伝えしたいと思い、とるものもとりあえずメールを差し上げた次第です。今後の展開を楽しみにしております。
＜ぶつぞうくん＞

コーちゃんには頑張ってもらうとして、ジェームスくんの身体の心配をしなくてすむのがこんなに楽だったとは！（なんたって神様！）知りませんでした。隔月刊というのが、さみしいけれど次回もとても楽しみにしています！
＜Dayanさん＞

最初に結論を言えば、全作品素晴らしかったです。懐かしいカインド・　マシンなんかも載ってて嬉しい♪ケリーくんがＰＡＬＭに登場した時の嬉しさを思い出したものです。なんか、キャラに対する獣木先生の愛を感じます。（しかしレザミがジョゼとは言われるまで気付かなかった）

私の中でものすごくものすごく心に残ったのは、「星を残して」と「ホワイト・ガーデン」でした。ケンシアのレザミに対する、ジュマイユのジコンに、いや生命に対する狂おしいほどの情熱。そして共通点。ニ作品とも、失う事で大いなるものを得ているのですね。

ケンシアはレザミと、レザミはケンシアと向き合い、どれほど焦がれても決して手に入れられない運命がある事を知る。けれど別のものを見つける。本人達にとっては死ぬほど辛い損失ではあるけれど、その想いと共に、そこから見つけ出した道＝業に添って生きて行く。
二人とも、いつか「世界」を手にする…失ったものと同じくらい大きな世界を。永遠に続く業を。切ない…レザミの流した涙は、そのまま読者の涙でもあります（泣）

ジュマイユは、それまで知り得なかった、これからも知り得ないはずだった美しさを、すでに死んだ男から知る。涙、悲しみ、愛、幸福、そういう美しいもの、実体験でなければ本来得られるはずの無いものを、死んだ男から受け継ぐというのは凄い事ですね。
ジュマイユはジコンに「会って」すらいない。「会話」もない。ただ、死んだ映像に触れただけ。
なのに、ジュマイユがこれほどたくさんの情感に目覚める事が出来たのは、例えもう死んでしまっても、この世のどこにも存在していなくても、ジコンが残したものが色褪せない情熱に溢れているからなんですね。
「自分のすべてをあなたに捧げる」−こんな事、とても普通は出来ません。私には、他人に与えられるものなんか無いし…
でもジコンは、豊かな人間だったんですね。よく考えると無表情なんだけど（笑）
楽しさも悲しさも愛も孤独も、最大限に感じ取る。それを他人に与える事が出来るくらいに。豪奢で贅沢な人間だなあ、ジコン。羨ましい…

それともう一つ…「演出の仕方」が、獸木先生はいつ見ても上手いですね。
「星を残して」の、暗闇の中、光る馬車を見据えながらケンシアが疾走する、疾走する、また疾走する、けれど追いつけない。
少しづつ少しづつ遠ざかり、いつか光の一点と化してしまう見せ方。
あれを、また最後に持って来たのが素晴らしい！そしてケンシアの「—お前を愛する力で俺は幾万の荒れ野を拓く—」という独白。
この作品の良さに三回読んで気づいた時（遅いわ）、鳥肌が立ちました。
まったく、映画にでもして欲しいくらいです！なんでしょうか、獸木先生の描き方って、読んでて映像が浮かぶんですよね。

あと、ジコンがハミング・バード（惑星）で起こる美しさを淡々と話している時のセリフ、「…何という美しさだ　見ていると胸がいっぱいになって涙があふれてくる」。こんなストレートで心に残る感嘆の言葉を、あまり聞いたり見た事がないような気がします。非常にシンプルで、だからこそ響くのでしょうか？なんと言う事もないような、小さな事なんですけど。
「幸福で—幸福で—　僕はいつも胸がはちきれそうだった」なんて、少し俯きながらも言われたら…　こっちまでなんだか幸福なような、ドキドキしてしまいます。まったく、読者はその時ジュマイユになっているのですね。

なんだか無駄に長くなってしまったようです…文章が下手で（苦笑）すいません。わかりやすく描くと「すごく良かった」って事なんです、エエ（笑）
もちろんＰＡＬＭの方も、応援しています。愛でなくも長かったのに、これからまだまだまだまだ長い話が続くのですね。これもまたキャラがそれぞれ「生きて」いるからこそ、ですね。
何もはしょれない、大事な事ばかりで。どんな小さなエピソードも、「生きている」キャラにとっては、そして私達読者にとっても、みんな大切な宝物です。どうか、描きこぼしの無いようお願いします☆
これからも楽しみにしています。お体、障りがないよう祈っております。では、長文失礼いたしました。
＜ＡＳＵＫＡさん＞

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