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作業環境について
CG化に興味をお持ちのプロの方などに、作業環境について問い合わせをいただきましたので、以下に記載しておきます。ご参考になれば幸いです。 
      OSやソフトのバージョン、メモリなど変動が激しいものにつきましては省いてありますので、新規にシステムを購入する場合は、お店の人に具体的な用途を告げて、必要メモリやふさわしいソフト、周辺機器などについてアドバイスしてもらうことをおすすめします。 
      また画像サイズや解像度、保存形式は、出版社や雑誌によって異なりますので、取引先の方にご確認ください。 
        ○マシン&OS/Mac 
        ○モニタ/17インチ 
        ○バックアップと送付/HD、オンラインストレージ 
        ○スキャナ/解像度は最大600dpiくらいあると便利 
        ○スキャン方法/スキャナサイズ最大の原稿を使って読み込み、雑誌サイズに縮小してから作業。 
        ○データ解像度/白黒・カラー共350dpi 
        ○使用ソフト/Photoshop(のみ) 
        ○モード/ 
          <カラー>CMYK 
          <白 黒>グレースケール(写真のようなハーフトーンを使う人向け。スクリーントーンなど従来の漫画効果を使う場合は、白黒2階調モードのほうがいいのかも?) 
        ○保存形式/TIFF(互換性でこれにしていますが、Photoshop形式のほうが軽いです) 
        ○データ容量/ 
          <白 黒>約2〜6MB、見開き約11MB 
          <カラー>統合前(レイヤー有り)約41MB、統合書類約21MB 
        ○印刷状態について/ 
          <白 黒>紙質などの問題もあって、コミックス、雑誌などの白黒本文は、グレースケールモードの場合、残念ながら100パーセントのクォリティを出し切ることができません。特に光の効果(「逆光」効果など)や、ぼかし効果関係(「移動」や「放射状」など)、その他微妙な明度差などは、モニタで見るより説得力が弱まると考えてください。 
        光はフィルタを使うよりも、レイヤーで白いエアブラシを乗せたほうが大抵は効果的なようです。 
          <カラー>印刷で多少色みが違ってくる場合があります。私の場合はモニタ画面の色をスタンダードと考えて、自分で出力して色を確認することはしていません(自分のプリンタで出力すると、色はさらに違ったりします)。 
        
         
      
       
        
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          CGでの具体的な漫画の描き方については、道原かつみさんの「猫使い」のブログで、親切に詳しく教えていただけます。 
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        2002年8月(2015年7月更新)
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