PALM辞書


《あ》《か》《さ》《た》《な》《は》《ま》《や》《ら》《わ》

《あ行》
アイズ/Eyes Global
1800年代後半に設立された石油会社で、のちに多様な企業に姿を変えた。表向きは複合企業体ではなく、各事業は分家として独立しており、電気、建築、食肉農産物、メディア、軍事、金融など、あらゆる分野に渡る。テクソセオテックなどはすべてアイズの分家。エネルギー企業としての本家アイズも世界約90の国に展開。
またアイズコードや、ゲートキーパーによってつながる人脈や組織を指す。
アイズコード/Eyes Code
アイズが石油会社だった頃の経営方針から発展し、情報技術の進歩により世界中に広まったとされるコード。
アスズ/
オワキンクで精霊と対話するため行われる占い
アテス/
エティアスのオロキルク訛り
アビラ/
妻を指すオワキンクの言葉。
アリス/Alice
機械学習機能を持つファブリ・エレクトリックのコンピュータ。シュミット博士によってジェームスに定期的に接触しないと機能停止するようプログラムされていたが、ファブリがセオテックになったのちアレスター・マノによって大型コンピュータのゼラと統合された。
FBI/Federal Bureau of Investigation
アメリカ連邦捜査局。アメリカ国内で州を超えて捜査活動を行う法執行機関。PALMではウェイン・レイランダー、バリー・フロスト、ローダ・キャラハンなどが代表的な捜査官。
エリー/The Ely Family
テキサス出身のロナルド・エリーの犯罪組織。ネガットの組織と対立していた経緯から、スタン・マティックに誘拐されたマイケル・ネガットを買い取り、監禁し、後継者として育てようとした過程で主要な構成員を失い、マイケル脱走後に崩壊した。     組織図
オアシス・プロジェクト/Oasis project
ゴルテルゼの子会社エソックスで起きた爆発事故の理由として公表された、アフリカのサボウル(のちの新生オロキルク)をリゾート化する計画の名前。オロキルク統合後はオロキルク政府と提携し、インフラ整備などを含む一大事業となった。
オロキルク/Orokiruk
1880年代にヨーロッパが進出するまで存在した東アフリカの王国。植民地化の後、聖地オワキンク以外の国土はサボウルとして独立。1986年、サボウルで起こったクーデターにより再び源泉オワキンクに帰属し、新生オロキルクとして再統一される。
オロキルク族/Orokirukan
オロキルクがオワキンクとサボウルに分かれる前後、国を離れて流浪の民となった人々の末裔。ケニア、タンザニア、ウガンダ、ザイールなどに広がる。オロキルクの再統一後は優先的に移住を認めらている。
オワキンク/Owakink
新・旧オロキルクの聖地で、国土分裂時、王国として独立していた。不可侵の掟によって他国との交流を持たず、古くからの習慣を守っている。環境会議でジェームスがこの国の代表補佐となったことから、当時の王マヌウ・シャカとの交流が始まった

| Index |


《か行》
ガリカ州/Gallica
聖地オワキンクとの境にあるオロキルクの州。新生オロキルクでは聖地に準じる場所として自治が行われた。
クワテラ
カーターのオロキルク訛り
ゲートキーパーGatekeeper
任意に広がっているアイズ関連組織の中で、アイズの存在を認知し、指導権を掌握し、各組織を統合しようとする人々の自称。
源泉
元々オロキルクの聖地だったオワキンクを指す言葉。
源泉王
オワキンク王の俗称。
グリンレッド/Greenred
ジョゼ・ルージュメイアンの在籍していた環境団体。
コルグ/Corg
オワキンクで古くから伝令や護衛に使われてきた猫科大型獣。森林地帯に棲み、細くしなやかな体型をしている
ゴルテルゼ/Goldelse
アーサー・ネガットからジェームス・ブライアンに譲渡された複合企業体。

| Index |


《さ行》
サウスワース戦略研究所/Southworth Institution for Strategic
マイケル・ネガット(ジェームス・ブライアン)が4歳から11歳まで在籍した軍事シンクタンク。人類学者のスタイケン博士がマイケルの監督者だった。
サボウル/Saboul
かつてオロキルクであったアフリカの国。聖地オワキンクのみを除いてオロキルクから独立。大統領制を敷き、軍事国家となった。1986年の無血クーデターでオワキンクと再統合され、国名もオロキルクに戻る
SUNCAT/サンキャット
ジェームスがゴルテルゼで密かに開発していたフリーエナジー装置の名前とその部品である特殊ガラス。ガラスが初めサンキャッチャーなどの製品として世に出たため、sun catcherを縮めてできた言葉
CIA/Central Intelligence Agency
中央情報局。国外諜報活動(いわゆるスパイ活動)を行うアメリカの情報機関。PALMではビクター・サーリング、エティアス・サロニーなどがCIA関係者。
シシリカ/Sisirica
ジョイ・ウィルコックス・ブライアンのオワキンクでの名前。喜び(Joy)という意味のオワキンク語
新生オロキルク/旧オロキルク/Orokiruk
一度はサボウルとオワキンクに分裂し、再統一されたアフリカの国オロキルクの、新旧を区別するときの名称
セビア/Sabia
ジェームスの源泉王としての名前。
ゼメス
ジェームスのオロキルク訛り
ゼラ/Xera
アレスター・マノが中心となって設計した、セオテックの軍事戦略スーパーコンピュータ。日本語では”善良”と書く。
セオテック/Ceotech
アイズの分家の中で最も巨大な複合企業。同じくアイズ分家のファブリ・エレクトリックがネガットに買い取られたとき、買い戻すために合併吸収した。
ゾンネ/Zonne
旧オロキルクで暗躍した諜報活動や暗殺を行う人間のこと

| Index |


《た行》
タランガ/Taranga
オワキンクに生息するとされる、伝説の黒いライオン
テクソ・コーポレーション/Texo Corporation
オワキンクの資源を狙ってサボウルに投資した企業。
TED/Troy Estate Development
自給自足のコミュニティを開発するゴルテルゼの子会社。トロイ土地開発-Troy Estate Developmentの略。

| Index |


《な行》
ネガット/The Negut Family
ニューヨークを拠点としたアーサー・ネガットの犯罪組織。元々複合企業体でマフィアを従えながら成長した。組織図
ニューヨーク5大ファミリー
ニューヨークで勢力のあったイタリアン・マフィアのネロ、マッサリ、ドッシ、ヴァローネと、ユダヤ系のローズナーの犯罪組織。ローズナーを除いてすべてアーサー・ネガットの組織の配下にあった。組織図

| Index |


《は行》
パラダイス・コード/Paradise code
ジェームス・ブライアンがアイズ・コードに対抗するため大型コンピュータのゼラに仕掛けたとされるウィルスのアイズのゲートキーパーの間での呼称。
ファブリ・エレクトリック/Fabry Electric
刑務者から出所したジェームスが、短期間籍を置いていた軍需企業。ゼラ、アリスの開発者のひとりシュミット博士は、このときのジェームスの上司。会社は一旦アーサー・ネガットに買い取られたあと、複合企業のセオテックに合併吸収され、社名もセオテックとなる。
VTO
ケリー・ロジャースがアメリカ支部代表を務め、ソア・レインが在籍していた国際環境団体。
プリスタイン/Pristine
フロイド・アダムスの所有する航空会社。
ホワイト・キャメル/White Camel
ゴルテルゼが子会社を管理するために作られた管理会社。ゴルテルゼがジェームスに譲渡されたときの代理であったライル・イーザリーが社長を務める。

| Index |


《ま行》


| Index |


《や行》
優生学/Eugenics
20世紀初頭に支持され、ナチス政権による人種政策で悪名を博し、のちにタブー化した応用化学で、これを元にした運動も指す。(出典/Wikipedia)

| Index |


《ら行》
ローブ研究所/The Martin Loeb Institution
第二次大戦中、ドイツ占領下のフランス、アルザスで作られた優生学研究所。戦後サウスワース研究所の出先機関となった。
ローズナー/The Rosner Family
ニューヨーク5大ファミリーの中で、唯一ネガットの配下になかった、アーヴィング・ローズナー率いるユダヤの組織。          組織図


| Index |


《わ行》


| Index |


May 1999


| TOP PAGE/English | TOP PAGE/Japanese |