ビリー・トムソン Wiliam Thomson
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PALMシリーズの準レギュラーで、15歳のジェームス・ブライアンを巡査時代に逮捕して以来、腐れ縁によって彼やカーター・オーガスらと友好関係が続いた刑事。 マイク・シャーロットやフロイド・アダムスら、アクの強い上役とオーガス家の板挟みというポジションで悪戦苦闘した。 シリーズ初めは、警察サイドの代表者的キャラだったのだが、フロイド・アダムスの登場以降、彼にすっかりその役をさらわれる。 第2世代キャラに属するビリーのルーツは作者11〜12歳ぐらいと、カーターやアンディらと同じくらい古く、彼がこのようなヒゲ面なのは、作者小学生当時の漫画の中で、「バッカス」という名の悪役として誕生したせいと、作者の兄が彼のようなヒゲ面だったせい。 ●いい奴 ビリー・トムソンははじめ、「ジェームスを目の敵にしている」というスタンスで物語に登場した。これには、「15歳のジェームスを逮捕したために、長女の出産に立ち合えなかった」という私怨がちょっぴりからんでいるらしい。 しかしお定まりのコースで、その後味方に。「オールスター・プロジェクト」では、ジェームスらの敵に回りそうだったフロイド・アダムス警部に思い切ってタンカを切りにいき、あっけなく一蹴されるという場面も。 ちょっぴり優柔不断で、どのみちフロイドには勝てっこないが、でもビリーはいい奴だ。 ●お住い拝見 刑事さんで、主役でもないのに、なぜかよく家庭が登場する彼。オーガス家にテレビがなかった「お豆の半分」では、テレビを見せてもらいに、食事中のトムソン家にカーターとシンが押しかけたりもしていた。家はカーターんちの近所らしい。 ●占いデータ 水瓶座、ライフナンバー2、辰年生まれ。 前世板挟みの人生を送ったとされるライフナンバー2だが、彼の場合は今世も板挟み?しかしあれだけ個性ばきばきの連中に囲まれて好き勝手やられても、なんとか柔軟にやっていけるのは社交上手の水瓶座と、辰年のパワーがあるから???。 June.2nd.1999 特別付録/おヒゲのビリーの描き方 少女漫画の世界では、おヒゲのおじさんなんかは描くのがむずかしいといわれていますが、立体的な顔をデッサンしてヒゲを乗せるだけです。
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