【チャック・リーヴェルのいい話し 】
今日もSTONESが滞在するホテルに来てしまった。 (^ ^;
ホテルの空気を吸わないと落ち着かない身体になってしまった私は、ホテルに着くとなぜか落ち着く。それに今日は、前回のツアーで知り合った大阪(京都だったけ? とにかくその近辺)の姉妹と会う約束をしていたし…。彼女たちはSTONESと同じホテルに宿泊していたのだ。どちらも主婦で外見はOL風の、もの静かな人達。彼女たちを見ていると、STONESファンって深いなぁ…と感心してしまう。皇室の親戚か…と思わせるような物腰と話し方は、あくまでも上品。しかも姉妹でSTONESの大ファンだというから、そうとう珍しい設定だ。
今回は会う機会がないままで、最終日にやっと顔を会わせることができた。彼女たちはというと、宿泊した最初の日からファンの人がホテルの外に出されているところを見て怖じ気づいてしまい、せっかく同じホテルに泊まっているのに、ずっと部屋にこもっていたとか…。
それでも、やはりSTONESファン。ホテルの構造や中庭の調査など、やることはやっていた。
私は14日に一番下の階のエレベーター前でMICKに会ったことを話すと「中庭に行ってみませんか」ということになった。MICKの使ったエレベーターで下に降り、日本庭園の中を通る道を散歩気分で先へ先へと歩いていく私たち。
でも、歩けど歩けど美しい散歩道は続き、車の着けられそうな場所は見えてこない。“MICKをこんなに歩かせるなんて考えられない”という予想通りの結論に達し、今来た道を戻ることにした。途中、上を見上げると、姉妹はホテルの上のほうの部屋を指さし、MICKやKEITHの部屋がどこだと思うかを話してくれた。
当たっているのか違っているのかわからないが、私たちにはどうでもよかった。そうかもしれないと思いながら眺めるホテルの最上階のほうの部屋はオーラに包まれていた。
ホテル内に戻りエスカレータで上にあがろうとすると、チャック・リーヴェルがいました。姉妹は挨拶しながらチャックに近づいて行った。
実は、彼女たちは前回のツアーでチャックと親しくなっていたのだった。関係者の紹介ということもあったろうが、公演の日の出発前にホテル・ロビーで自分たちのリクエストをチャックに伝えると、ステージが終わった後に「あの曲をやれなくてゴメンなさい」「あの曲、どうだった」(勿論、英語)とコミュニケーションをはかっていたのです。
そして今回、姉妹は“チャック・リーヴェルに会い、自分たちのことを思い出してもらおう”と初日の出発の時間にロビーに待機していると、待望のチャック・リーヴェルがロビーに登場。すると、なんとチャックが姉妹のほうに近づいて、開口一番「今日のリクエストは?」と言ったというのです!!!(カックイイ!!)
ええ、話しやなぁ(どこかで聞いたフレーズ)。
このときのチャックは、遅めの食事が終わったところだった。暫く立ち話をして、最後に今日のリクエストをチャックに伝え別れた。彼女たちはとても恐縮した感じでチャックを見送っていた。
しかしぃ、チャックって相当素晴しい人だと思います。リクエストを聞き入れてもらえるなんて思わないけど、公演の後で、その日のリクエストについてのコメントを言ってくれるなんてファンとしては感動ですよね。しかも、3年間もブランクがあったのに、ちゃんと姉妹のことを、しかもリクエストのことを覚えてくれていたなんて。まさに、ええ、話しやなぁ!!!!!
今日のステージはチャックにも注目しちゃおうかなぁ…なんて思いました。
さぁ、東京最終日。
頑張りましょう!!!
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