【関西空港でお見送り!! 】
とうとう終わってしまった。 (; ;)
素晴しい6回のステージが終了した次の日は、悲しい別れの日。
昨日までとは違う朝をむかえ、朝食も喉に通らない。ダラダラと午前中を過ごしていたが、こんなことをしてる場合じゃないことを思い出した。まだ、私には最後のイベントが残っているのだ。
そう、お見送り。お迎えに行きたかったのに行けなかった私は、大阪滞在のための手配をするとき、"いつ日本を出発するのか" "どこから出発するのか" 分かっていなかったにもかかわらず、駄目モトで新幹線往復と関西空港発福岡行きの最終便を手配していたのだ。
だから、昨日彼等のスケジュールを聞いた私は"自分の決心"を褒めてあげた。 (^ ^)v
おかげで関西空港からアルゼンチンに出発するSTONESを見送ることができそうだ。
友人たちに電話をした後、荷物を整理して12時にホテルをチェック・アウト。
で、関空に行くと思うでしょ…。
荷物を大阪駅のコイン・ロッカーに預けて、STONESが滞在するホテルへ最後の空気を吸いに行くんだなぁ(STONESファンの性でしょうか)。
ロビーにはたくさんのファンの顔が…。心無しか、みんな寂しそう。「その気持ち分かる」と心で声をかける私。
10分ほどすると、待ち合わせした友人もホテルにやって来たので、いっしょにお茶を…。
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お茶を飲みながら、今回の公演の話しに盛り上がっていたが、時計は3時を過ぎようとしていた。ロビーでは荷物が続々と搬出され出したようだ。私たちはロビーに行って、この様子を見守ることにした。
上品な黒色で統一されたリッチなスーツケースの山。ミックのものだ。いろんな形のスーツ・ケースにまじってギター・ケースもチラホラ。キースかな?
な〜んて思いながら荷物を見送っていると、スーツケースの荷物の間に入って、ギネス・ビールの缶ケースの山が運びだされている。
「あ〜、ロニーのビールだ!!」
アルゼンチンではギネス・ビールが手に入りにくいのか、ビールを持ち込むらしい。ロニーらしいなぁ。 (^ ^)
で、ギネスビールを追いかけて写真を撮ってしまう私。 (^ ^;
荷物の見送りが一段落したら、そろそろ空港が気になり出した。だって初めての場所なので調査する時間が必要だった。友達を誘ったが辞退されてしまい、結局ひとりで行くことに…。みんな冷たいなぁ。
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関西空港に着くと、まず自分のチェックインを済ませた。これでギリギリまで動ける。
それから案内図で自分の搭乗口の場所を確認し、国際線の場所を調べた。ラッキーなことに2階が国内線、4階が国際線の搭乗口になっているではないか。近い!! 神様に感謝!!
どこから入ってくるのか予想はできたが、STONESのこと、何か起こるかわからない。“彼等にきっと会える!!”と思いながらも、STONESを待つ間にだんだん会えないような気がしてきたり…。
それにしても、STONESの見送り組がいない。みんな冷たいのね…なーんて思っていたら、それらしき人を2人発見。何だか安心。
6時半頃だったろうか、ブロンディやダリルがやってきた。私はダリルたちに挨拶をして見送った。
バック・メンバーがやってきたことで、だんだん興奮してきたぞぉ。次は誰〜?
私の興奮とはうらはらに、暫く静かな時間が続く。しかし7時になろうとするころ、キース到着。たくさんのセキュリティに囲まれやってきた!!!!!!!!!!!!
わたしはカメラをキースに向けたまま、撮影しながらカニ歩き。 (^ ^;
キースは御機嫌の様子で走り抜けて行った。(私、相当興奮していたみたいだ。できあがった写真はブレブレ。)
次はロニーかな? チャーリーかな? ミックは最後でしょう。
な〜んて一人妄想にふけっていたら7時15分頃に、なんと1度にやって来たぁ〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなぁ。心の準備が…。しかし、焦っている間に、チャーリー、ミック、ロニーとジョーの順番で流れるように搭乗口に入っていく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私、カメラはかかえているけど手が震えて、何か声かけたいけど口がプルプルしてしまって、わけがわからない。それに、何処にいたのぉ〜と言いたいほどのファンが、いつのまにか私の回りに集合しているし (^ ^;
でも、私は必死に心の中でメンバーに感謝していた。“また、日本に来てください”って、心の中で叫んでいた。STONESのみなさんには、きっと私のテレパシーが届いたと思います。(^ ^;
元気いっぱいにSTONESのメンバーが出発していく姿を見送ることができて良かった。
感激に浸りたかったが、私は大急ぎで2階の搭乗口に向かった。
STONESはアルゼンチンへ、私は福岡へ!!!!
う〜ん、いい感じ!!!
同じ大阪の空を、私は一緒に飛んでる!!!!!…と思いながら、関空を飛び立った。
Mick、Keith、Ronnie、Charlie、
本当にありがとう。
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