ストーンズ「TORINO 1982」 (RSVP 番号なし)
CD−RのRSVPからのストーンズ第4弾は、タイトル通りの内容。オーディエンス録音のアナログ落とし。僕はアナログブートは全く知らないのでD児氏の本によると「MUNDALI TO」あたりからおとしたと推定します。
音のバランスそのものはオーディエンスとは思えないほどいいです。でも針音が気になるのと、TIME IS ON MY SIDEほかで針飛びがある。
CDでは初登場なのでこれは痛い。アナログ落としのブートに否定的な人もいるが、僕はそのあたりはこだわりません。
アナログ時代からのコレクターはそりゃ許せんかもしれませんが、持ってない人にしてみれば、背に腹は変えられないわけで、それでも無いよりはあったほうがいいと思ってしまう。
ただ、針飛びだけはいやだけどね。アナログブート創世記のジャケットを模したジャケットといい、完全手作業と思われるCD−R盤といい丁寧な仕事をしてるだけにね。
次は「DRINKING&DANCING」かな?
追記、ステレオのように聞こえるけど、疑似ステレオとお見受けします。
レーベルも、3枚目までは生CD−Rにタイトルのロゴを貼っただけだったのが今回からは、カラープリンターで円形の紙にプリントしたものが貼ってある。手作業ご苦労様でやんす。
というわけで、ハンドメイドのため発売枚数は少ないようです。
NEW BARBARIANS LIVE ATL.A.FORUM (TSP TSP−CD−204)
ぶたさんマークのNEW BARBARIANS、79年5月19日LAフォーラムでのステレオ・ライン録音です。
楽器のバランスはいいけど、歓声のレベルが低い。PAミキサー、アルバイトしやがったな。ジャケットもかっこいい、いい仕事してます。でもTSPなのですぐにはなくならないでしょう。
最近ここのCDはインフォメーションは早くから出るけどリリースはとことん遅くて困ってしまう。それにしてもシュットルフ95はまだ入荷しない。
ROLLING STONES KNEBWORTH ’76 (RSVP)
1976年ネブワースの何作目かのリリース。RSVPといえばもうおなじみ、CD−Rシリーズじゃ。今回は3枚組でステレオ・ライン録音とオーディエンス録音の混合。前半がライン録音。ライン部分の音質はカセットテープ2回く
らいコピーしたような音です。FMとAMの中間くらいの音と表現すればわかりやすいかも。音源は、あちこちのブートから曲をつなぎ合わせて作ってあるようだ。
ネブワースの音源は何種類かCDで出ていますが、ほとんど似たような音質です。
このCDは紙のケースを2枚あわせてシュリンク(いわゆるセロハン)をかぶしてあるので買った後でこのシュリンクを全部むいてしまうと紙ジャケットが
泣き別れしてしまうので注意。
アナログなどでもう持っている人にはいらないCDかもしれないが。あちこちの音源からなので聞いて手落ち着かない。
ところで西新宿に「十字架」(または交差点)というブートショップがオープンした。ごぶさたしていたビニールギャングを重点的に置くという噂です。今
のところストーンズのブートの発売は一段落といったところだが、これでまたブートリリースラッシュが始まりそう。
あの悪夢再びか・・・・・。