WHEELER DEALERS (VINYL GANG PRODUCT @VGP−093)
1989年9月4日のトロントのエキシビジョン・スタジアムのライブコンプリートですが、オーディエンス・モノラルです。しかも音が少し遠いしマイクをこするようなノイズが時々聞こえる。
しょせんブートだし、おまけにオーディエンスだし・・・・。一応初登場なので音源マニアと「なんでも買いますコレクター」は買わないといけないアイテムですが、2度と聴かないアイテムになること必至。
この前日のステレオライン物がTSPから出ていますので、そちらで充分でしょう。
ところで最近このメーカーはCDの製造工場番号を消してあるけど、これって1枚ずつ手作業でやってんのかね? ごくろうさん。
VGPのリリースのペースは殺人的です。ここでちょっとペースを落としまっす。なんて粋なはからいしてほしいよ。これじゃ、もたないよー。
TOUR OF EUROPE ’76 LIVE IN NICE (VINYL GANG PRODUCT VGP−091)
1976年6月13日フランスはニースでのライブ。
こいつは初登場音源です。ただしオーディエンス録音で結構ノイズも多く、何度もダビングされたテープが元です。この程度のクオリティのテープって、マニア同士のテープトレードで流通する程度の物で、こんな物で商売するかなぁ。どんな音質かというと、AMラジオをエアチェックして3回くらいカセットにダビングしたような音です。
演奏はこもった感じ、楽器のバランスはいいけど。客席のノイズの音だけは何故かクリアです。
こんな物買うんじゃなかった。と思える逸品です。こいつもこんなもの買うのはよほどの馬鹿か、西野氏か俺くらいです。ラストのSTREET FIGHTING MANがフェイド・アウトしているので、あと1年くらいしたら、「あの名盤「TOUR OF EUROPE ’76 LIVE IN NICE」がニューリマスターで再登場! しかも以前はフェイド・アウトだったSTREET@FIGHTING MANも今回はコンプリートに収録」なんて言ってまた出して来るに違いない。
だからこんなもの買わずに1年後に発売されるリマスター盤を買った方がいいです。ただし出るかどうかは責任持てません。