NO.21 あやしいアート展 <落書き編>
2011年10月号
絵を描くのが仕事な獸木ですが、まれに楽しみで落書き的に絵を描くこともあります(ただし長時間描くと楽しくないのでペンキ塗りなどのついでに30分以内でちゃちゃっと描けるもの限定)。 オ−ストラリアの借家では上のように(わかるかどうか、天馬のシルエット)勝手にドアなどに落書きし、大家さんや次の店子さんに喜ばれ(?)ました。以下にあやしい落書きを大公開!
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白馬のふすま絵
311東北大震災の2日前、猫のジェームスがつけた押し入れの襖の引っ掻き傷を絵の具で補修しようとした獸木は、気がついたら二枚の襖全体に白馬の首を描いていた。白馬はPALMで死を象徴するので、なぜ描いたのだろうと思いつつも大きなカンバスに気ままに描けて気分がよく、後日漫画仲間のジョン君に君もやってみたらと勧めた直後地震直撃、ふたりは目を白黒させてテーブルの下に。そんな曰く付きの絵ですが獸木家の和室で今もジェームスにバリバリされ、左上には所帯染みた洗濯フックが。
<Painting+Photo/Yasay Kemonogi> |
サロ様寝姿
これも獸木的には曰くのある絵。そう、漫画のサロニーと同一人物(?)のあの猫のサロニー様の肖像(?)なのです。実はもう一枚大型テレビサイズの肖像も描いたのですが、あまりにそっくりかつ心霊的で自宅に飾るには怖すぎ、人にあげてしまいました(もらった人は大丈夫でしょうか?)この小さな絵は日付も1988年1月1日で、「星の歴史」まっただなかだったことがうかがえます。
<Painting+Photo/Yasay Kemonogi> |
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水飲みキリン
「午前の光」のオーガス家の背景に、アンディの絵として飾られてたもの。アンディは「水飲むキリンなんか描くのカンタンさ」と威張ってましたが、実は水飲みキリンは子供時代の獸木が得意だった絵です。サインも作中ではアンディでしたが、本物はもちろん獸木。
<Painting+Photo/Yasay Kemonogi> |
サロ様時計
こっちはかわいいサロ様グッズ。タイルにサロニーを描いて焼き付け、長年自宅で愛用している手作り時計です(ハンズでパーツを売ってます)。
<Painting+Photo/Yasay Kemonogi> |
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PALM指人形
これは獸木の作品ではなく、小中学校の獸木の友人で、獸木に新書館を紹介してくれた恩人クミさん(獸木野生の作り方参照)が中学時代に作ってくれたジェームスとカーターのお手製指人形です。大切にフレームに入れ、今も飾ってあります。他にアンディとビアトリスの人形も作ってくれ、アンディファンだった別の友だちがもらっていました。
<Photo/Yasay Kemonogi> |
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ジェームスのイコン画
こちらはロシア在住の画家太田美奈子さんが獸木の猫ジェームスをモデルに描いてくれたもの。このサイトを見て送ってくれました。
太田さんはジェームスそっくりのまるちゃんという黒猫を飼っていて、よく猫写真を送りっこしてます。
<Painting+Photo/Minako Ota> |
<2011年10月1日号>
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