レオ・ネロ
Leo Nero
PALM-Main -5
●所属作品/PALM
●分類/おじさんキャラ
●名前/本名レオナルド・ネロ Leonard Nero
●性別/男性
●人種/イタリア系アメリカ人。
●職業/マフィアのドン


PALM第8話「午前の光」で、ジェームスと駆け引きを展開するマフィアのドンとして登場したキャラクター。ジェームスが子供のころから知った仲で、敵か味方かきわどいポジションの存在。

レオ・ネロは、マフィアがぞろぞろ登場する「午前の光」執筆の勉強のために、1、2、3のDVDを揃えて観ていたあの「ゴッドファーザー」の晩年のアル・パチーノと、自分の兄のイメージをミックスしてデザインしたキャラクターだ。

モデルのひとりになったわたしの兄は、わたしに2番目に歳が近い兄弟だが、わたしより16歳年上で思えばジョイとカーターくらい年齢差があり(彼らは18歳差)、わたしが物心ついたころ独立したので彼らと同じくらい離れて育った兄弟で、しかも母親が違うが、わたしが30を過ぎてから運命のいたずらで強い因縁と縁で結ばれるようになった。
わたしを入れて6人いる腹違いの兄弟の中で、本当に兄妹と呼べる関係なのは彼だけだ。

兄はわたしでもちょっとびっくりするような振幅の大きい人生を送った人物で、いつも優しくて控えめな態度だが、少年のころ交番のおまわりさんと仲良くなってしまうほどの札付きだったからか何なのか、見かけがなんとなくやくざっぽくて、同性の人と普通に話していても相手の体がほんの微妙なアングル後ろにいつも傾いている(ように獸木には見える)、独特の空気感の持ち主だ。
わたしは兄の優しいところしか見たことがないが、子供のころ父がよく言っていた「あいつは怒らせたらほんとうにだ。」の言葉が忘れられない(腕っ節もとても強かったらしいです)。

「午前の光」に登場した他のマフィアのおやじさんたちもみなすごい人相をしていたが、その中でもレオ・ネロは特に「鬼気迫る人相」という設定だったので、兄とアル・パチーノのイメージのミックスはこれ以上ない掛け合わせだったと思う。
しかし兄の人相のわけはわたしにはわかるけれども、パチーノ先生はどうしてあんなにすごい(正に芸術的!!)お顔になられたのでしょう(頬のこけぐあいとか、本当に少年漫画のキャラのようですよね)?

ちなみに兄の若い時のイメージはちょっとカーターのデザインにも反映しているので、今の段階では晩年のカーターはレオ・ネロのような容貌になるかもと予想されている。

2006年8月