リレー小説『踊るサクリア2』32 by WON
「よう、何かあったか?」 一方こちらは学園の女子更衣室。 「あの鍛え抜いたカラダっ!やっぱオトコは腰よね〜〜〜」 「何言ってんのよ〜結局は顔よ顔っ、肌もねぇ卵みたいにつるっつるだあったんだからぁ〜」 「でもさぁ、ティムカ先生はどう見ても貴族か王族だったじゃない?ほんとの玉の輿かもよぉ」 『キャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!』 ・・・と、新しく来た教育実習生の話題で持ち切りだった。 それを横目に押し黙っていたオンナが2人。 「目新しいだけで、よくあそこまで喜べるわね。会長達に失礼だわ。ねぇアンジェリーク」 「ロザリア〜〜〜、私もオスカー先輩のことを聞いてなければ、あっち側にいたと思うんだけど〜」 「何よ?オスカー先輩のことって」 「あれ?ロザリア知らない?実はね〜〜〜オスカー先輩だけじゃなくてぇ〜〜〜」 「何なのよ!!早くおっしゃい、アンジェリーク!」
《続く》
| つづきを読む | HOME | |