04『番外編・揃目番号プレゼントの裏話』
(1998.11.10)
- 岸田:
- 「フーリガン放談」、特別編に続いて『番外編』(^^;。
- WON:
- 一周年記念企画「揃目番号プレゼント」の裏話などを。
- 岸田:
- 「PROJECT:8888」では随分と難なく進行したように見えるが(笑)。
- WON:
- いろいろありました・・・たったこれだけの企画で・・・。
- 岸田:
- 心底「準備なし!!」なわしら、思い知ったよね。
- WON:
- うん。
- 岸田:
- 大体9月で一周年って気付いたのが8月だったという。
- WON:
- 二人とも全然わかってなかった、歳月の進み具合を(笑)。
- 岸田:
- 早かったですねー一年。・・で、そんな訳でこのような企画を思いつき。
- WON:
- 他のサイトで結構やってるから、ってそれだけの理由で。
- 岸田:
- あの時は呑気に構えていたよ・・・(遠い目)。
- WON:
- 8888番、末広がりでいいね〜、なんて言っちゃってね。
- 岸田:
- 言ってた言ってた(笑)。考え無しに告知したのが8月中旬頃?
- WON:
- そう。その頃まだカウンター8000を越えたあたりだったんだよ、確か。
- 岸田:
- 当分先だと思ってたんだよね、8888などという数字は。
- WON:
- 一周年の9月中に出るなんて予想だにしてなかった。
- 岸田:
- うち・・・全然更新しないし(^^;そんなにカウンター進みませんから。
- WON:
- 大体、告知時点で岸田はメインの小説(注1)脱稿してませんでした(笑)。
- 岸田:
- そうそう。はっきり言ってリクエスト云々よりこっち上げなアカン!ていう。
でも数日後気合いで仕上げました(笑)。一周年で更新したかったから〜。
- WON:
- 私のこと全然考えてません(^^;。
お陰で凄いハードスケジュールになってさぁ・・・(注2)。
- 岸田:
- すまん。でもあなたが完全原稿を一気読みしないと挿絵描けない頑固者だからって理由でもあるじゃないかっ!
- WON:
- 岸田は完全原稿じゃないと引き渡さないじゃないかっ!
- 岸田:
- 喧嘩はやめよう(笑)。ま、大体ですね、このHPの辞書に「締切」などという計画性のある言葉はかつて無かった訳で。
- WON:
- 確かに(笑)。出来たらアップ、ってそれだけで一年やってきたから。
- 岸田:
- えーかげんな・・・本当に来訪者の方々は心が広いなぁ。
- WON:
- 話、元に戻します。んで、そんな中、プレゼントの告知をして。
- 岸田:
- 「ゾロメ狙いますね!」なんていう嬉しいコメントが数人の方からすぐさま届いたりして、嬉しかったです〜。
- WON:
- この段階では、さほどの変化もなくて。
- 岸田:
- 「どんなリクエストしてくれるつもりなのかなー」なんて呑気に。
- WON:
- 良いなあ(笑)。私はメインの挿絵描くのでそれどころじゃ(^^;。
- 岸田:
- 君には悪いが、「8888番の次は9999番か?いや10000番のがキリが良いかなぁ?」などと、余裕で楽しい妄想にふけってました、私(笑)。
- WON:
- 恐いもの知らず・・・(ぼそ)。
そんな岸田の顔色が変わるのに、そう時間はかからなかった・・・。
- 岸田:
- 気付けばカウンターの進みが早い。
- WON:
- 気のせいじゃない(笑)。8500過ぎたあたりから、急に。
- 岸田:
- 中堅愛好会的には、脅威的な進み具合。こ・これは、呑気こいてる場合じゃないのでは?って。かといってこればっかりはリクエスト聞いてからじゃないと書き出せないし。ただでさえメイン脱稿直後で真っ白な灰状態だし(笑)。
マジで指くわえて見守るしかない状況で戦々恐々!
- WON:
- 私は私で、更新作業と重なってたから(注3)チェックとかで頻繁にアクセスかけなきゃなんなくて。
- 岸田:
- 超ピ〜ンチ!!!やべえ、もし自分が踏んだら!ってそればっか(笑)。
- WON:
- あまりにも大間抜け・・ってゆーか一生懸命アクセスしてくださってる方々に申し訳がたたん、という。私がリクエストしてる場合じゃないよ(T-T)。
- 岸田:
- 無事免れて良かった(^^;。更新作業終わって、私自身HP見たいのに(注4)怖くて行けなかった。
カウンターが実際今いくつなのかもチェックできなくて(笑)。
ゾロメ狙いの方の一人が、アクセスの度にアンケートフォームに短いコメントと一緒にカウンターの数おいてってくれてたのが唯一の頼りという情けない状況が続いていた。
- WON:
- 思えばその方がGazelleさんなんですね(^^)。
- 岸田:
- 助かりました(笑)。その後の展開は「PROJECT:8888」にあるとおり。
- WON:
- あのリクエストには・・・やられましたね(笑)。
- 岸田:
- あんなしっかりした内容のリクエスト来るなんて思ってなかったから〜!
- WON:
- 短文の中に様々な要素が盛り込まれている、素晴らしすぎるリクエストだった。
- 岸田:
- 最初はショートストーリーのつもりでいたのに・・・できなかった・・・。
- WON:
- あの話、「のちのおもひに」(注5)より長いんだよね(笑)。
- 岸田:
- 長い(笑)。こんなことになるとは自分でも思ってなかった。
- WON:
- その割には脱稿まで早かった。岸田にとって脅威的!
- 岸田:
- それは・・・運命のいたずらがあったからです!!(笑)
- WON:
- これには驚きました、本当に!!リクエストを原文ままで掲載していいかとか、そういった打ち合わせをメールで岸田とGazelleさんがしてて。
- 岸田:
- ひょんなことから・・・二人が近所に住んでいることが発覚した!!
- WON:
- 近所って、言葉通り近所だったんだよね〜。
- 岸田:
- 徒歩5分圏内(笑)。驚愕しましたよう、こんなことあるのかっていう。
- WON:
- メールで話し合うより、窓開けて怒鳴った方が早いんじゃないかって(笑)。
- 岸田:
- いくらなんでもそりゃ大袈裟ですが。でもとにかく近所で。
- WON:
- それで「ご当地もの」で行くことが決定(^^)。
- 岸田:
- そうなんですね〜。『EVERYBODY SINGIN' HAPPY SONG』に登場する場所やお店はすべて実在のものなのです(笑)。
- WON:
- 池のある公園、ボロい焼き鳥屋、質屋、王様ゲームやったピアノバーも。
すべて岸田とGazelleさんの住まう街にある!!(笑)
- 岸田:
- さすがに自分の見知った場所に彼らがいるという想像は非常に楽しく、かんかん筆が進みました〜〜〜、良かった、奇跡のような偶然に感謝!
- WON:
- 私も岸田さんち行った時のこと思い出して、景色浮かんで楽しかったよ〜。
- 岸田:
- 今度この話とまったく同じスケジュールで遊びましょう(笑)。
- WON:
- (質屋に何しに行くんだ?)(笑) 最後、池にダイヴィングか〜?
- 岸田:
- あんた、本当にやりそうだから怖いよ(T-T)。
- WON:
- 私自身怖い(笑)。せめてサクラの季節にしましょう。
- 岸田:
- ・・・・・。
で、だから読後コメントの「橋の上で思い出し笑い」というフレーズになる。
- WON:
- 気持ち、なんかわかる〜。楽しいだろうなぁ・・・。
- 岸田:
- 私も書きながら思わず焼き鳥むっちゃ食いたくなりまして、翌日そのお店に食べにいったりしましたから(笑)。
- WON:
- そういう部分でも喜んでもらえたみたいで良かったです!
・・・ただ難点は。この話が全然リクエスト通りじゃないってことです(笑)。
- 岸田:
- はっきり言って何一つその通りになってるとこないじゃないか・・・。
- WON:
- ひとつだけあるよ!「恋愛要素ナシ」。
- 岸田:
- それだけかい(T-T)。ほんとごめんなさい〜。しかもなんだかジュリアス&クラヴィスのキャラ立ちまくってて・・・。関係無いのに(笑)。
- WON:
- 思わず挿絵まで描いてしまいました(笑)。
ギャグ部分に妄想走りすぎて、シリアス絵無しになってしまって〜。
- 岸田:
- でも返ってきたアンケートなんか読むと、ウケてますよ(^^)。
下ぶくれジュリアス(笑)。
- WON:
- 一部の方から怒りアンケートも頂きましたけど・・・平謝り。
- 岸田:
- WONは、愛があればあるほど、ああいう風に描くんです、ご理解賜りたい!
- WON:
- 本当にそうなんですよ〜〜〜(^^;(結構真面目にびびっている)
- 岸田:
- じゃあオリヴィエああ描いてみろ、ってな声も聞こえてきそうですが!
- WON:
- ・・・・岸田・・・そうやって落とす・・・・(T-T)。
- 岸田:
- ま、とにかく。いろんな意味で何だかこっちの方が楽しませて頂いたような。
- WON:
- 命つかいましたけどね〜(笑)。でも終わってみれば楽しかった!!
ゲットの為に尽力してくださって惜しくも外れてしまった方の為にも、また機会があったらやりたい。
- 岸田:
- 小説&挿絵プレゼントってのに限らず、他の企画も。
- WON:
- 来訪者の皆様、何か良い案ございましたらアンケートにでも(笑)。
- 岸田:
- 企画自体リクエストかい(^^;
- WON:
- ほら・・・準備無いから・・・私ら。
- 岸田:
- で。この企画はこの放談をもって締め、ということになります。
あ、そうそう、お気づきの方も多いかと思いますが、この小説のタイトルは真心ブラザーズの曲「EVERYBODY SINGIN' LOVE SONG」からのパクリです(^^;。
私自身この曲をイメージにおいて書いたので、機会があったら聞いてみてください!
- WON:
- 恋愛要素無いので、「LOVE」が「HAPPY」になってる。
- 岸田:
- 小説に登場する守護聖様方もなんかお気楽極楽で幸せそうだし(笑)。
- WON:
- この企画と、来訪者の皆様のお陰で私達も幸せな気分になれたってことで!
- 岸田:
- 上手い!!!!
- 注1
- 当HPメイン小説第4作目「あえてこそ」のこと。
- 注2
- 「あえてこそ」脱稿が8月17日。この小説アップを含むHP更新が8月31日(更新日は9/1と記載)。
WONはこの間に挿絵10枚を描いた。しかも当HPはHTML作業もすべてWONがやっているため、更新作業もこの時期に同時に行われている。ある意味常人を越えた作業スピード(^^;。
この話がオリヴィエ主役だったことは無関係ではあるまい・・・・。
- 注3
- カウントゲット報告が入ったのは9月3日午前0時過ぎ。
上記注にあるとおり、更新にともなうチェック作業とまさに同時期。
- 注4
- HTML作業を全部WONが請け負っている都合上、岸田は新規トップイラストや、
自分の書いた話にどんな挿絵が描かれたのか、更新を待たないと毎回わからないと
いうとんでもない状況がある(笑)。
(事前に見せては貰えない(^^;。そんなことしてる間にHPにアップしてしまうほうが早いという理由)。
- 注5
- 当HPメイン小説第1作目。
この話を400字詰原稿用紙に直すと、約80枚強。このリクエスト小説は90枚強。
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