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1997年12月 チケット獲得顛末記
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【 Part 3 】 電話は10分が勝負!!
"チケットぴあ"の先行発売日、12月12日(金)。
受け付け開始時間は10時。
勤務先の会社がフレックスを導入しているので、前の日に出勤予定時間を10時30分と宣言しておいた。
STONECRAZY
などの書き込みを読んで学んだことなのだが、スタート10分が勝負!! それ以降に繋がっても良い席は期待できないということ。
10分間挑戦して繋がらなかったらキッパリ諦める覚悟はできていた。
だから出社予定は10時30分で十分。それと電話は県庁の公衆電話を利用することにした。「震災が起こったと想定して連絡網が集中するのは何処だ?」と想像をしていく中、警察・県庁・市役所…。これらの建物の回線は太くなっていて、送信・着信が優先されるのでは?、という浅はかな推理のもと、ロケハンした結果、
警察署ロビー:緑の公衆電話しかない!! リダイヤルに不利!!
市役所:市役所より県庁のほうが回線が太そう
県庁ロビー:3台のグレーの公衆電話あり!!
ということで、とにかく県庁で決行することにした。(←↑注意:すべて根拠無し)
9時30分頃、友人と二人で県庁に到着。まっすぐ公衆電話コーナーに向かう。一番奥を陣取り、予行演習を行ってみた。携帯電話時代の今、公衆電話を使うことがあまりないため、久しぶりの対面だ。3台のうち2台を占領し、とりあえず、受け付 け番号に電話してみる。
「ツー、ツー、ツー」
次に、リダイヤルを試してみる。説明書きを読みながら、なんとかリダイヤルの方法がわかった。そこで、10回ほど繰り返しリダイヤルしてみる。黙々とリダイヤルする私たちの隣にサラリーマン風の人がいたのだが、多分、無心にプッシュし続ける私たちの姿は怪しかったのだろう。電話することなく何処かへ消えていった。 (^ ^;
時計を見ると、10時前7分。心臓がドキドキしてきた。
電話回線に記憶として番号を覚え込ませるため(←注意:根拠なし)と、スムーズな指の動きを取得するために、5分前から電話することに決めた。
5分前。
時計を見ながら、10時のスタートを意識しつつ電話を続ける。
無心に指を動かし続ける私…。かなり怪しい。
そして、
10時2秒前!!
気持ちを切り替えて、プッシュ…。
「ツルルルルルル…」
「うそぉー!!」
私は叫んでいた。「嘘でしょ。」「繋がっちゃったよぉ。」
隣にいた友人もビックリ。「夢じゃないよね。」「こんなことあるのぉ」と言いながら、ダイヤルの向こうのアナウンスの指示に従いながら先に進んでいった。その間も「嘘でしょ。」と何度も叫ぶ。
何分かかったでしょうか、3月20日分の購入が終了。
感動する間もなく、21日分のチケットのための電話を開始する。友人は私の姿を見て笑っている。
と、
また10時8分ころには繋がった。
「何、これ」「おかしいよぉ」と言いながらアナウンスに従う。私の隣にいる友達は「冗談だろぉ、違うチケットを買ってるんじゃないかぁ」と不安なことを言い出す始末。
私も、こんなことがあっていいのかと思いつつ、夢心地で21日分のチケット購入終了。
チケットは郵送で頼んだので到着を待つ間、不安でした。
でも、チケットが到着し、それを見たときの驚きは、電話がすぐに繋がったときより大きなものになってしまいました。
20日の分が最前列!!!!
(^o^)
21日の分はF9でした。 (; ;)
大満足。小倉の徹夜も頑張るぞぉ…って感じ。
その日は、友人たちに電話をかけまくり、深夜まで興奮が続きました!!!
●この後、数回、自分&友人のチケットのために、同じ場所で挑戦していますが、全滅です。
あしからず… (; ;)
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