|Part 1|Part 2|
【大阪は盛り上がってるかい?】
東京滞在の最終日にデジカメが壊れてしまった。でも昨日は仕事に追われ、カメラを修理に出す時間もなく、撮影したデータが復元できるかどうかわからないまま大阪へ出発することに…
まだSTONESの公演が残っているので“楽しまなくちゃ”とは思うが、心の底からその気分になれそうにない。しかも、昨晩は2時ちかくまで起きていたのに、朝6時頃起きて出発の用意を始めたので、頭もボーっとしている。大阪、どうなることやら…
……………………………………………………
ホテルは大阪駅の近く。チェックインの時間前だったがフロントに行ってみるとキーを準備してくれた。部屋に入って荷物の整理。今日は最前列だったので、自作の応援グッズを持ってきており、それの準備もあったしね。
[メンバー全員のイラストが入った自作ポスター]と[ブラジャー付きうちわ]。
ただし、毎日少しづつ手を入れて今日のためにと頑張った応援グッズだったが、未完成だった。ポスターに文字を貼る作業が残っているのだ。さっそく作業をしていると、友人から電話が入った。チカちゃんだ。私と同じ福岡の彼女。見に行けないと言っていたのに、なんと今大阪にいるんだって。しかもSTONESのホテルのロビーに!!
作業の途中だったが、切り抜いた文字とノリをポスターの上に置いて彼女に会いに行くことにした。実は、作業しながらもホテルのことが気になっていたし、大阪ドームに出発する前に、カメラを購入したかったのだ(バカチョン・カメラが調子わるかったので、この機会に新しいのを購入することにした)。ドームに行く前に戻ってくればいいから(と、このときは思っていた)、とりあえず外出することにした。
まず家電店を目指す。…と、言ってもどこにあるのだろう? 通りすがりの方に聞いてもラチはあかない(フロントで聞いてくればよかった…)。時間は無駄に過ぎていくだけで、かなり焦ってきた。
早足で地下道を歩いていると、それらしいお店を見つけたので"ラッキー"とばかりに店内を見渡し、何かの雑誌で見た記憶のある商品名という理由だけでCanonの“Autoboy S II”を選んだ。普通だったら、優柔不断の私は購入するまでにカナリ時間がかかるのだが、今日は即断即決!!
早くホテルに行きたかった…。
さぁ、お次はホテル。タクシーに乗り込み、いざ!!!!
しかし、あまりにも近い場所だったせいか、タクシーの運転手さんが「すぐ、そこですやん」(大阪弁は記憶で書いています。間違ってたらゴメンナサイ)と言い、断わられそうなムードに…。私は低姿勢で「すみません、急いでるので…」「足が…」とか訳のわからないことを言って、やっと乗せていただけることになった。
……………………………………………………
カメラ購入のための時間のロスをタクシーで取り替えし、ホテルに到着。
が、大阪はたいへん盛り上がっているという前情報があり(大阪のファンがロビーを占領して、暴動が起きているのではないだろうか…)(ロビーに近づけるだろうか…)と、ちょっと不安になる。しかし、行くしかない!! チカちゃんに電話すると「大丈夫」というだけ。私は、恐る恐るロビーを目指した。
途中、その狭さと人の少なさに唖然としてしまった。狭いというか、ヨーロッパの建物に似てるというか、細かく仕切られており迷路のようになっているのだ。その狭い空間のあちこちにSTONESファンらしき人がいる。横目で見ながら約束の場所にやっと到着。
友達を連れたチカちゃんがいた。さっそくコーヒー・ラウンジでお茶を飲みながら再会を喜ぶ。私たちは同じ福岡に住んでいて、知り合って10年くらいなるのだが普段あまり会うことはない。共通の友人がいて、その人を通して近況を知る…という関係。チカちゃんと知り合ったのも、その人を通じてだった。
チカちゃんは、アメリカに住んでいた経験があるバイリンギャル (^ ^; で、アメリカの音楽業界にかなり通じている人でもあった。しかもダリル・ジョーンズの知り合い。チカちゃんのアメリカ人の友人がダリルの友達だったので、前回日本に来日したとき“ダリルのことを宜しく”と紹介されたのだ。そんなことがあり、前回福岡に来たとき、彼女は買い物に行きたがるダリルを福岡の街に連れ出している。
しかし今回仕事の関係でSTOENS公演はおろかダリルにも会いに行けないだろうと話していたのに、実際はここにいる。やっぱりセンター・ステージを見たかったから、だとか。昨日、突然思い立った彼女は大阪の友達に連絡し、泊まるところを確保してやってきたわけだ。
「チケットはどうするの?」と尋ねると、ダリル経由でさきほど入手できたと言う。A5の5列目。関係者席だろう。しかも、そのチケットをホテルの一室に仮設されているSTONES事務局まで受け取りに行ったというではないか。ダリルはドーム出発前のため時間がないので、チカちゃんが直で受け取りに行くことになったのだ。
私がカメラを探しているときに〜〜。
私もSTONES事務局に行きたかった〜〜。
悔やまれる。
……………………………………………………
結局、ホテルに戻ることなく大阪ドームに来てしまった。[メンバー全員のイラストが入った自作ポスター]と[ブラジャー付きうちわ]をSTONESのみなさんに見ていただくことはできなくなった。 (; ;)
今日という最前列の日のために、連日コツコツと準備していたアピール・グッズ…。残念。イギリスまで持参するしかないね。
開演ギリギリにシートに座る。いいじゃん。これでSTONES来日コンサートでは、各々最前列を経験したことになる(自慢!)。最前列は今回で4回目(自慢!)だったが、今日がベストだ(満足!!)。
本日、MICKは京都からドームへ直行と聞いているが、“無事ドームに到着したかな?” …なーんて、余計な心配をしながら、その瞬間を待った。
円形スクリーン周辺の噴火ぁ〜!!!
キースの登場とともに右上のステージにミックが!!!!!!!!!!!!!!
「ひゃぁ〜」と悲鳴を発した後は、失神寸前の状態のまま!!!!
ミック、あなたは凄い! 凄すぎるぅ〜!!!!!!!!!!!!!!!!
続く……
「another report/BERO BERO編」メニューへ
BRIDGES TO BABYLON specialのTOPページへ