(BERO`s Collection)
TV Program (Live Aid)

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State of Shock〜It's Only Rock'n Roll(with Tina Turner)

MTV (Worldwide)

  • 1985年7月13日


    「Miss You」が終わり社交辞令的挨拶の後ミネラル・ウォーターを一口飲んでから、
    ミック「それではティナ、どうかな」 (←同時通訳) の声で、ティナ・ターナーが!

    「State of Shock」のイントロにのって、黒皮のミニ・ワンピースを着たティナはステップをふみながら堂々の登場(待ってました…ってとこでしょうか)。彼女の登場で先ほどまでの酸欠状態に終止符をうち(←あくまでも個人の感想です。許して。)、いつものミックに戻って見事な掛け合いをみせてくれるミック。
    ティナとの2ショーットは圧巻だ。ティナはミックと互角に渡り合える数少ない女性ミュージシャンのひとりでしょう。
    しかぁ〜し。彼女は、前半の歌詞に少しだけ自信がなかったのか、左手に歌詞を書いていたようだ。わからないように2回程見ていたのを私は見逃さないよっ (^ ^)。
    でも、ステージは素晴しいのひとこと。顔を接近させたり、身体をピッタリ接触させながら歌う二人の姿にしびれます。

    そして、曲は「It's Only Rock'n Roll」へ。
    ミックはTシャツを脱いで肌を露出した後、ティナと左右に別れ別れに…。
    演奏が流れるなかミックはステージの右奥のほうに入って行き、たくさんのスタッフに囲まれて衣装替えを始めます。でも、ジャケットを着るのにてこずっているご様子。ミックは用意していた帽子をかぶることなく、あわててステージへ戻っていきます(なんと、ミックはフィットしたパンツにジャケット姿。全身着替えていました)。
    がに股でステップを踏みながらステージへ戻るミック。これまた再び登場したティナに近づいて…、ティナのスカートをはぎ取ってしまいます!(もちろん、打ち合わせ通りでしょうが)
    ミックは足をあらわにしたティナと曲のサビを何度も繰り返しながらパフォーマンスで最後の見せ場をつくりエンディングへとつなげます。バック・バンドの演奏は続きますが、ティナとミックは左右にわかれていき、ミック「Thank you! Tina!」の声を残しステージを後にします。
    ミックの衣装替えは、あの数分のための演出だったんですね。このステージに対する意気込みを感じました。素晴らしい。


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