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Ballad of Hollie Brown(Dylan)
When the Ship Comes In(Dylan)
Blowin' in the Wind(Dylan)
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■MTV (Worldwide)
1985年7月13日
LIVE AIDに関しては、STONESで出る、出ないといろいろあって、結局、Mickのソロ出演が決定。その腹いせでもなかろうが、キースとロニーは、ボブ・ディランのサポートで出演し、ミックと同じPhiladelphiaのステージで、しかもトリに出演することになったようだ。
俳優「ジャック・ニコルソン」の紹介でボブ・ディラン登場。
そして"仲間の"ロニーとキース登場。わぁ。二人とも、くわえ煙草でラフなスタイルだ。しかもキースときたら破れたTシャツ(いいねぇ)。3人ともアコースティック・ギターをかかえ、どこかのライブ・ハススにでも出演しているような雰囲気で1曲目が始まる。ロニーはスライドギターを披露。キース途中で、くわえ煙草を床に捨て、演奏をモクモクと続ける。 演奏が終わると、キースはディランに顔がくっつくぐらい近づいて笑顔で声をかける。
2曲目の途中には、企業広告のテロップが長々と入ってしまうが、3人は知る由もなく、フツ〜に演奏が続く。 またもや演奏が終わると、キースはディランと肩をだきあう。
3曲目。間奏に入るとディランの「キース・リチャーズ!」の描け声。それに応えるようにキース、ギターを黙々と引き続ける。と、ロニーの動きに異変が…。自分のギターをはずしたかと思うとディランに渡したではないか。(しかも、ロニーの行動が自然なんだなぁ。)ディランのギターの弦が切れたのに気付いたのだろう。ディランにギターを渡すと、ロニーは替わりのギターを取りにステージの横へ…。
ギターを受け取ったディランも何もなかったように歌い続け、何ともカッコイイ。
替わりのギターを手にしたロニーはチューニングが気になるのか、弦に耳をちかづけて前かがみで演奏。いやはや、ライブ・ハウスの雰囲気は最後まで続きそうだ。 (^ ^)
演奏が始まって12分が過ぎようとしたころ、幕の間からスタッフらしき人がロニーに声をかけているようだ。(きっと「演奏を、そろそろ止めてくれ」とでも言われているのだろう。 だってディランがノッテるんだもん。 (^ ^) このシーン、ちょっと笑ってしまった。)そして、約13分間続いた世紀のセッションは終わった。
ライオネル・リッチーが登場し、3人を労う姿が。でも、キースにはソッケナクて、ディランとロニーだけと抱きあっていたライオネル・リッチー。(ちょっとヤナ気分)
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