フランケン
シュタインは
僕に云った
The Dead Man Told Me

オリジナル短編/
作品番号17
1988年作品

ジャンル/ファンタジー
ページ数/26

収録コミックス
●ホワイト・ガーデン
獸木野生短編集1
(WINGS文庫版)
●青また青 (A5判単行本/新書館刊)

着想/Aug.15.86
シナリオ完成/Nov.18.88
完成/Dec.1.88

キャラクター
エティアス・サロニー
ハーヴ・ハスキンス 他


●PALM「星の歴史」のあとに発表されたファンタジー。罪人の体を継ぎ合わせて作られたフランケンシュタインと、心優しい農村の人々の交流を描いている。
心暖まるいいお話なのだが、なんといっても「星の歴史」直後だったため、フランケンが稲妻を見つめるシーンあたりでは、アシスタント、編集、読者みんなの頭に、一瞬「農村の一家惨殺」の見出しがちらついたとか、つかなかったとか。
「殺人鬼サロニーを成仏させた話」としても話題になったが、記録を見ると、着想は「星の歴史」やサロニー誕生以前だったことがわかる。
あまり深い意味はないが、フランケンと友だちになる男の子レトラック(RETRAC)の名前は、カーター(CARTER)のつづりを逆から読んだもの。
★★★★★
Feb.1998


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