◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆アトノマツリ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
アンビバレンツってこういう気持ち?(笑)

小説『引力の彼方』


 そんなビギナーズラック、『のちのおもひに』が出来上がり、WONに読ませ、そこで終わる筈だった。のに。
 それに挿絵がつけられ、あまつさえHPで発表するということに、いつの間にか話はなっていたのでした。思いついてからHP開設までのこの期間があまりに短かったため、岸田的には(おそらくWON的にも)そのHPをその後どうするのかというビジョンは皆無(爆笑)。まさしく「準備なし!!」を地で行く二人であります。
 当HPを開設当時からご存知の方がどれだけいらっしゃるのかはわかりませんが、ほんとーに『のちの』一本しかなかったんです、最初。どこが「中堅愛好会」やねん、って感じすね。単なるオリヴィエ愛好会です、それでは。
 そりゃもう始めてみたらばスカスカです、当然のことながら。こらイカン、次の話を書かねば、という。やり始めてから思うなよ〜。
 はじめて創作書いた、それがHPになった、なんだか訳もわからず興奮して(^^;浮かれぶっこき状態でしたから、何でもできる気になっていたらしいですねぇ。取るモノもとりあえず書いたのがこのお話でした。一ヶ月弱。この執筆期間自己最短記録はきっと破られることはないだろう・・・(遠い目)。
 本来なら書ける筈もないものがかような短期間で何故書けたか。
 基本設定を全部ぱくったからです(笑)。こすい、こすいぜ当時の岸田!!さすが伊達に歳食ってからこんなこと始めたんじゃないって感じです。
 とにかくこの話は「辻褄合わせ」にだけ執心してますねー。ある意味燃えている、楽しそうだ(笑)。たのしーならいいのか??
 しかし、そんなことばっかやってるので出来上がってみりゃコレ、いったい誰なんだ主役は。そのころの私の辞書には「視点」なんて言葉はなかった・・・・。
 しかも鉄板に「オフィシャルの設定に抵触してはならない」とか思ってるくせに、オスカーが無意識にディアに片思い、なんつうトンデモない設定を捏造してるのも今にして思えばぶん殴りものです。ごめんよ、オスカー。そんな職場荒らしみたいな真似させて。
 で、調子よく速攻で書き上げて、脱稿直後はそれなりに盛り上がっていたワタクシでしたが(馬鹿)、やはりそんな無根拠な盛り上がりはすぐに冷める。冷めたらもう・・・大変です。そんなせこい自分がイヤになり落ち込みました(どーしてそう極端なの?アンタ(笑))。この後『祝言歌』に至るまで、実に半年(!)HPを更新していないというのは、私のこのドツボのせいであります。すまんね、WON・・・。
 しかし。何を言っても根は単純。岸田得意の「そこはそれ」が、ここでも!!過ぎたことは忘れよう(おいおいおい)。
 時間が経った今となっては、忸怩たる思いは消えずにあるにせよ、それなりに一生懸命書いたよなぁ、などと都合よく。大体この話で「岸田の思う中堅組」というものが初めて形となって登場しているわけで。それだけでも意味はある。あるはずだ・・・あるって言って!(笑)
 このように調子よくある日突然吹っ切れたのも、半年も何の動きもないHPの更新を待って下さってるとの来訪者の方々からの暖かいアンケートと、はけ口を失い溜まりに溜まっていた「中堅組」への愛のお陰。ありがとうございます(T-T)。岸田頑張ります。

 

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