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小林克也氏司会の音楽番組「ベストヒット USA」で、1988年3月にソロ・コンサートのために来日した際に収録されたインタビュー特集。
STONESのメンバーが日本の土を最初に踏んだ歴史的な年となった1988年。(ビルは、その前に来たことあったっけ?)
さすがの小林克也さんも、ミックを目の前に迎えて、どこかしら興奮しているようだ。 到着してから2日間、眠りっぱなしだったというミックは、目が腫れているのかサングラス姿。左足首を右膝あたりにあげてリラックスしているミックも、日本に来ることができて嬉しいのかウキウキした雰囲気が画面から伝わってくる。
「日本には初めて来たのか」の質問からはじまる。1973年に未遂?に終った来日コンサートに引っかけてか、「空港までは1度だけ」と答えるが、小林さん笑わず。
1982年以来のコンサートだということで、番組の途中、最後の演奏となっているWEMBLEY STADIUM(LONDON)でのコンサート風景が流れたりで、視聴者(私)は盛り上がる。
ステージにむけての体力作りの話になると、ミックはなぜか否定的な発言。な〜んにもやってないそうだ。走っちゃいけないんだって。このスタジオに来る前にも、公園に行ったら(行ったんじゃん)、有名なマラソン・ランナーが走っていて、それを見ただけで疲れたそうな…。(ここも、笑うところだ)が、小林さん笑わず。
ロック・スターの原型を作ったことや、それを演じることについて…、ロックの原点、影響を受けた音楽の話や、生身のドラマーとプログラム・マシンとの比較の話など、たっぷり20分近く…。
ミック初来日にふさわしいミック盛り沢山の内容でした。
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