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メッセージの発信
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大きな問題に対して個人が自分だけで活動するには確かに限度はありますが、方法はいくつかあります。
たとえばメッセージTシャツを着たり、バッジを付けたりするのも、こういう活動のひとつになるでしょう。今はインターネットという便利な発信方法があるので、自分のホームページにメッセージを載せたり、掲示板で発言したりすることもできます。
また芸能人や文化人の方々は、インタビューなどの機会や、自分のオフィシャルサイトなどを利用することができるでしょう。
意見表明にあたっての基本は、ネット上などのマナーと大体同じです。個人攻撃、誹謗中傷を避け、乱暴な言葉などは使わないようにしましょう。
戦争や破壊は人の感情をかきたてるサブジェクトですが、あまりエモーショナルになりすぎず、なぜ反対なのか、自分はどういう対応をしてゆきたいかを、具体的にまとめてみましょう。自分の考えの整理もいっしょにできるはずです。
もちろん意志を明確に表明するだけでもあっぱれなことですが、その際自分の活動方法や、知っている情報、リンクなどを載せてあげるなどすると、同じ思いをいだいている人たちの助けとなります。
黙っていては誰が同じ思いでいるかもわかりません。まず自分からドアを開いてみましょう。
○ここが不安??
見ざる言わざる聞かざるの文化が根強く、長らく「世の中や政治的なことがらに関して意見を持たないのが普通の人」、といった雰囲気だった日本でも、封建制の去った近代では、社会的な問題に対してその都度反対か賛成か、白黒はっきりした意見や態度を求められるようにりました。
特に世界的に大きな問題が持ち上がって世の中がそれに注目しているときなどは、ニュートラルでいつづけようとすることはかなりのストレスにさえなってきています。
自分の意見を表明して周囲と気まずくなったり、友だちをなくすかもという不安がありますか?確かにありえることです!もちろん無理をしなくても、誰もあなたを責めたりしません。わたし自身にも、それは大きな恐怖であり、大問題でありつづけているからです。
ただ自分の思うことも言えずに生きなければならない環境は、それ以上の大問題です。 今そうでないとは断言できないように、もし社会に自由な発言を躊躇させるような空気が満ちているとしたら、それは誰にとっても恐怖たりうる好ましくない状態と言えないでしょうか?
2003年4月
獸木野生
1
サポート(アクションや団体をサポートする方法) |
2
メール(メール、署名などで意見を伝える方法) |
3
メッセージ(個人でメッセージを発信する方法) |
4
ピース・パレード(参加や応援の方法) |
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